和田理寛
神田外語大学
専門はタイとミャンマーの地域研究です。上座部仏教徒社会と少数民族について関心をもっています。
土佐美菜実
日本貿易振興機構アジア経済研究所
研究所図書館ライブラリアン。担当は東南アジア島嶼部。最近の著作に「インドネシア――1本のサテがくり出す衝撃の味」(『世界珍食紀行』文藝春秋、2022年)など。
田川夢乃
東洋大学社会学部
専門は文化人類学、ジェンダー・セクシュアリティ。フィリピン、マニラ首都圏のナイトワーク現場を対象に金銭を介した親密性や労働と女性性について検討。
菊池泰平
大阪大学言語文化研究科言語社会専攻博士後期課程
大阪大学大学院言語文化研究科博士後期課程在学中。ミャンマーにおける国民国家の成立過程と、連邦制をめぐる議論に関心がある。現在は、植民地時代の末期に、かつてシャン諸州を統治していた藩王たちによって提起された自治論を研究している。
山田紀彦
日本貿易振興機構アジア経済研究所
専門はラオス地域研究、権威主義体制研究。主な著作は「村長選挙は茶番か?巧みな演出か?―ラオス人民革命党によるジレンマ解消と支配の正当化―」『アジア経済』第64巻第3号(2023年)、『ラオス人民革命党第11回党大会:転換期を迎える国家建設』(編著)アジア経済研究所(2021年)、『ラオスの基礎知識』(単著)めこん(2018年)、『独裁体制における議会と正当性―中国、ラオス、ベトナム、カンボジア』(編著)アジア経済研究所(2015年)等がある。
中安昭人
編集者・ライター。日本で15年間編集者として働いた後、2002年にベトナムに移住。出版・広告会社を創業し、複数の日本語雑誌の発行、ベトナム関連書籍・雑誌などの制作を行う。2013年からは主にライターとして活動している。
小林磨理恵
日本貿易振興機構アジア経済研究所
研究所図書館で、東南アジア(主に大陸部)担当のライブラリアンとして、資料収集・整理を行っています(2011年~現在)。2016年からの2年間は、タイ・タマサート大学図書館に派遣され、タイの雑誌の歴史的変遷に関する調査を行いました。
河野節子
タイ・チェンマイ発行日本語情報誌『ちゃ~お』
1999年よりタイ北部チェンマイ在住。2003年から2020年まで、チェンマイ発行の日本語情報誌『ちゃ~お』の編集・執筆に携わる。
新谷春乃
日本貿易振興機構アジア経済研究所
カンボジア地域研究(近現代史、政治)を専門としており、歴史叙述やメディア史の研究をしてきました。最近は、現代カンボジア政治における支配の正統性をめぐる言説分析の研究にも取り組んでいます。
石川和雅
ミャンマー語翻訳・文筆業。上智大学大学院グローバル・スタディーズ研究科地域研究専攻博士後期課程退学。 18~19世紀を中心とするミャンマー前近代史を研究し、2011~2014年に同国へ留学。この間に現地の図書館・出版事情にも関心を広げた。
吉井千周
富山大学学術研究部教育研究推進系
モン族(HMONG)のコミュニティ、日本人社会(フリーペーパーと東南アジア各地の邦人サークル)の研究を行う。マイノリティのコミュニティ形成過程の分析と自律的な規範形成システムの分析を通して地域研究への貢献を目指す。
平野綾香
大阪大学人文学研究科
消滅の可能性がある言語の記録を残すことを目的に、ベトナム国内で話される少数民族言語であるタイー語、ヌン語の記述研究に従事している。そのほか、ベトナム語の文法研究にも携わっている。
西村清志郎
カンボジア観光省/株式会社クロマー
カンボジア観光省日本人マーケット担当アドバイザーとして勤務の傍ら、旅行会社クロマーツアーズを運営。2004年よりカンボジアに在住し、フリーペーパー、カンボジア関連書籍出版、旅行会社、ゲストハウス、メディア事業などを行う。高知県出身。
山下惠理
アジア経済研究所学術情報センター
アジア経済研究所学術情報センター図書館情報課所属。ベトナム・フィリピンを担当。
芹澤隆道
山口県立大学国際文化学部
専門は、フィリピン史、日本思想史。パックス・アメリカーナが保障してきた平和や民主主義を問い直すことによって、フィリピン人と日本人の歴史経験の共有回路を摸索。近年は、1930年代フィリピンにおける農民運動と共産主義運動の連関性に関する研究に着手。